ナンバープレートをもらおう

書類がすべてそろったら、車庫証明証と住民票の写し、現在の自動車検査証(原本)それから認印(注:本人が行かない場合は、委任状と本人の印鑑証明書も必要)を持って車に乗り、最寄りの陸運局へ行きます。

 

手続きは、以下のような流れになります(陸運局によって異なる場合あり)。

  1. 申請用紙の記入
  2. 書類提出
  3. 手数料の支払
  4. 新しい車検証を受け取る
  5. 自動車税事務所(敷地内にあります)に変更を申告
  6. 古いナンバープレートの返却 
  7. 新しいナンバープレートをもらう

 

現地で記入するのは、申請用紙、手数料納付書、自動車税申告書です(これも陸運局によって異なる場合あり)。

やはり、役所特有(?)の受付ごとにたらいまわしにされます。したがって、すんなりとできたとしても1時間~2時間くらいはかかると思います。

自動車販売店の方や行政書士とか、慣れている人なら次にどこにいけばわかるから手早くいけますが、初めてならまごついたりするかもしれません。でも、だいたいの場合、「次は○○へ行ってください」と言われるでしょうから、迷ってわからなくなることはないと思います。

 

ナンバープレートの種類

実は、ナンバープレートには、

  • 一般ナンバー
  • 希望ナンバー
  • 図版ナンバー

の3種類があります。何も希望しなければ一般ナンバーですが、別途申請し、別料金を支払うことで希望ナンバーや図版ナンバーがもらえます。

希望ナンバーは、大阪の人が多いらしいですが、1111や7777とか特定の数字にこだわりのある人が申請します。1111や7777とかナンバーによっては毎週抽選になるので、申請してももらえるかどうかは運まかせになります。抽選の対象ナンバーにならないもの、例えば誕生日とか(例外あり)なら申請通りもらえます。

図版ナンバーは、最近導入されたものですが、特別な図柄が入ったものです。時々みかけますね。「ひこにゃん」や「くまモン」などが描かれているようなものです。ご当地ナンバーと呼ばれたりします。寄付金付きのものと寄付金なしのものとがありますが、いずれにせよ、受注生産になるため、一般ナンバーをもらうよりも高くなり、場合によっては手数料が1万円を超えることもあるようです。

あと、暗くなると光るナンバープレートもありますね。字光式といいます。これは、別料金を支払えばもらえます。ふつうのペイント式のナンバープレートより1000円~1500円程度高くなります。さらに照明器具を別途購入し、ナンバーの裏側に取りつけ、器具が発光するように配線作業をする必要があります。照明器具は陸運局でも買えますが、今はネットで安く購入できます。ただし、品質にはくれぐれもご注意を・・・

 

My工具の持参で、数十分の短縮

手続きが全て終わると、ナンバープレートとねじ3本をもらい、工具で取りつけます。

工具は無料で貸してもらえますが、なにしろ車の台数が多いところでは、順番がくるまで下手をすれば何十分も待たされてしまうことになりますので、陸運局に行く際には工具も忘れずに持って行くことをお勧めします。

(陸運局が近いから、工具を取りに歩いて帰っていたりしましたけどね)

「ねじ3本」の所で、「3本?」と疑問を抱いた方――。鋭いです!

左上の穴だけは自分で取り付けることができません。

ここには、「封印」が取り付けられます。

よくみると、ここのボルトだけ他と違うのです。「湘南」とか「大阪」とか地名が書かれています。これが「封印」です。

この封印、どこに取り付けてもよいわけではなく、ナンバープレートの左上部に取り付けるよう定められています。

それから、ナンバープレートは、勝手に取り付けや取り外しできません。

 

軽自動車には封印はありません。従って、軽自動車を車両登録する際に車を持ち込む必要はありません。

軽自動車の車両登録は、陸運局ではなく軽自動車検査協会でしますのでご注意ください。

 

これで手続きは終了です。

けっこう面倒くさそうな感じがしますが、実際やってみるとそこまで複雑な感じはしないと思います。

ただ、役所が平日の昼間しか開いていないので、自分で手続きをするには仕事を休まなければならない場合があろうかと思います。

そのため、代行サービスが流行っております。行政書士がやってるものですね。

お金を惜しむか、時間を惜しむか・・・、考えてしまいますね。